4・「筋トレにハマる、すごくハマる」

自分は周りと比べて骨格的に劣っている

肩幅が狭いんだ

そこまではわかっていたので、それを克服するためには筋肉をつけたらいいんやな

 

そうか、こういう人達は筋トレをしているんだなって

スポーツはあまり好きではないのですが、格闘技はすごく好きなんですよ、団体競技じゃないので

 

格闘技ブームもけっこう来初めていたんです

プロレスラーのような身体でもなくて

ボディビルダーのような身体でもない

「この人の身体になりたい!」って思って

当時、影響を受けていたのがこの本

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僕と身長が同じや!なのになんでこんなに違うんや!って

 

胸、肩、上腕三頭筋(二の腕)の感じが格好良すぎる!「僕もこの人の身体になりたい!」って思って

 

ビデオまで買って、食事からトレーニングの内容まで全て真似していましたよ

鶏の胸肉を使ってちゃんこ鍋とかしてたんで

「やっぱりちゃんこ鍋だな!」って(笑)

それからは
冷凍庫には鶏の胸肉が刺さってるし、食事の時間に自分だけ別メニュー

「食事」を楽しむっていう感じじゃなくて、時間が来たので必要な栄養素を身体に入れますっていう感じになりますね

 

もちろん

母「お父さん、この子不気味や・・・!」って言われていましたけど

 

そういう食生活をしていると、逆に、普通の物を食べてる人が不気味や!って思ってくるんですよね

 

最終的には、ほっといてくれませんか、僕はこんな身体になりたいんで

 

 

いう情報を雑誌から得て、それをきっかけにスポーツジムに通うようになりました

そのジムは、マシンは比較的揃っているんだけど、基本、放置みたいなジムだったので、格闘技関係の本や、フィットネス関係の本を読みながら、自己流で筋トレをしに通い、当時2軒掛け持ちしていたアルバイトで得た収入でサプリを購入していました

私が目指していたのは、ボヨンッとしたプロレスラーでもなく、バキバキのボディビルダーのような身体でもなく、格闘家のような身体つきだったんです

なのですが、どんどん筋トレにハマっていくと、身体(筋肉)をどんどん大きくしたい欲求が出て感覚が麻痺していくんですよね

それなら身体に強い負荷をかけないといけないから、食事も、サプリも沢山とりながら重いバーベルやダンベルを使いつつっていう感じで体重もどんどん増えていきました

 

 

最終的には、ジムに置いてあるダンベルでは負荷が足らなくなって、自宅の庭に4畳ぐらいの屋根付きスペースがあったので、通販で少しずつトレーニング器具を買い、トレーニングを行っていました

 

その時期はもう、建築家になりたいっていう気持ちが、何故かなくなり、自分の身体が変わって行く面白さに夢中だったので、親もかなり心配していたようです